日本自閉症協会はJDDネットにも正会員として加盟している大きな当事者団体です。
http://www.autism.or.jp/
こちらの団体が運営する掲示板にて、横井秀明言語聴覚士が全国言友会連絡協議会宛に送付した公開要望書発言について疑問に思う人がおり話題になっていました。(内容は記事終盤に紹介)
横井秀明言語聴覚士がブログで発言した内容(1.吃⾳をどう捉えるのか、⾒解を⽰して下さい。の部分)
1.吃⾳をどう捉えるのか、⾒解を⽰して下さい。
発達障害と⾔った場合、⼀般的には⾃閉症スペクトラム障害、注意⽋陥多動性障害、学習障害と捉えられています。そのため、吃⾳に⾒られる⾮流暢な発話の背景には⾃閉症スペクトラム障害、注意⽋陥多動性障害、学習障害で⾒られるような内的・⼼理的問題が存在していると⾔う誤解を招き、吃⾳に関する啓発を推進するための妨げとなる可能性があります。そのため、JDDネットに加盟することで、全⾔連が今後は「吃⾳は発達障害である」と⾔う⽴場を明確にし、それ以外の可能性を実質的に否定するならば、全⾔連として吃⾳をどのように定義するかについて⾒解を⽰した上で検討を進めて下さい。
この項⽬では、2つの懸念が反映されています。
啓発推進にとってマイナス。
http://yokoihideaki.blogspot.jp/2017/09/7web.html
一般社団法人日本自閉症協会の掲示板にはこのような悲しみ、悔しさ、差別されたいう書き込みが記録されています。
横井秀明言語聴覚士は発達障害の定義を誤っているのではないかと思う人。
言語聴覚士は自閉症の人にもたくさん関わっているのに、こういう間違った認識にビックリ。と思う人。
横井秀明言語聴覚士が発達障害児者を「内的・心理的問題をもった人」と言うのを差別だと感じる人。
吃音は発達障害とは違うということを言いたかったのだと思いますが、だからと言って、発達障害を心理的問題のある人と言ってしまっては、差別になってしまう。もっと、勉強をしてほしい。と思う人。
横井秀明言語聴覚士も所属しているかもしれない、一般社団法人日本言語聴覚士協会は一般社団法人 日本発達障害ネットワーク JDDネットに加盟していることを指摘する人。
一般社団法人日本言語聴覚士協会は横井秀明言語聴覚士の発言を把握しているのか心配に思う人。
資格取得者=人格者ではないと考える方が良いと思います。と指摘する人
言友会さんは4月2日の啓発デイ(世界自閉症啓発デーのこと)に参加していたことを指摘し、発達の人には内部問題があって吃音に内部問題がないなんて言語聴覚士がよく言えるなと。クヤシイですと悔しさを述べる人。
今回の件、なんらかのアクションを日本自閉症協会はしないのでしょうか?
抗議声明が必要ですし。言語聴覚士から発言の撤回と謝罪がほしいなど。と述べる人。
言友会さんが苦しんでいる、内部で平然と差別が行われている、対応に苦慮しているようなら。発達障害と人権について考える合同勉強会など合同のイベントを開催してお互いに理解しあうということはできないでしょうか?言友会さんにも理解ある人がいると思います。と提案する人。
今回の件、とても残念です。私も家族が「内的心理的問題を持った人」と言われてとても傷つき、悲しく思っています。と述べる人。
言語聴覚士宛に抗議、謝罪と撤回も。
吃音の団体とは絶交してほしいです!と述べる人。
僕もこの言語聴覚士は憎いです。
怒りがおさまりません。でも吃音の団体と絶交はダメだと思います。
この言語聴覚士はどうしようもない人間なんだと思いますよ。でも吃音の人全てが差別大好き人間ではないと思います。
横井秀明言語聴覚士がNHK厚生文化事業団が主催する第52回障害福祉賞の最優秀になってしまったことを残念に思う人。差別する人がなぜ表彰されるのか?と疑問に思い怒る人。
関西でも横井秀明氏の発言が問題提起され。精神障害や精神疾患、発達障害のある人を、精神障害者保健福祉手帳の利用者を差別する思想ですとコメントする人。
こんな声が日本自閉症協会の掲示板に書かれていました。
横井秀明言語聴覚士の公開要望書の発言が吃音業界だけではなく、発達障害業界、発達障害当事者や保護者家族、発達障害児者団体や発達障害児者とともに歩む医療従事者や支援者にもどんどん広がっていっているということになります。
障害種別により上下関係がある。あの人より優れている。あの人より困っていない。あの人と一緒に思ってほしくない。発達障害当事者や関係者からすればとても耐えられない人権を侵害する内容だということが理解できます。
障害だけど「●●障害ではない」← 差別化して、差別する
同じ「障害」だけど、「あの人より●●」 ← 差別化
こういった事が吃音業界に蔓延しているのかもしれません。
吃音者も吃音業界も世界自閉症啓発デーに参加し、発達障害に理解ある人、おそらく吃音も発達障害も両方持った人もいるでしょう。吃音とASD、ADHD、LDを持ったお子さんの保護者家族もいるでしょう。横井秀明言語聴覚士の発達障害児者に対する認識が吃音業界にも発達障害業界にも大きな影を落とすことになりそうです。分断が進みそうです。悲しいことです。
一般社団法人日本言語聴覚士協会、愛知県言語聴覚士会はこのような発言をしてしまう横井秀明言語聴覚士についてどのように扱うのでしょうか?静観するのでしょうか?なんらかの処分はするのでしょうか?医療従事者、言語聴覚士としての心構え、言語聴覚士の倫理綱領には抵触しないのでしょうか?
横井秀明言語聴覚士は自身の公開要望書の発言、自身の発達障害児者に対する認識・価値観、それらにより傷つく発達障害児者・保護者家族などなどが存在することをどのように受け止めるのでしょうか?
●以下、日本自閉症協会掲示板から引用
http://www.autism.or.jp/cgi-bin/wforum/wforum.cgi?mode=allread&no=3039&page=0
タイトル : この言語聴覚士さんの理解おかしい
記事No : 3039
投稿日 : 2017/09/04(Mon) 01:05
投稿者 : もみじ
参照先 : http://kitsuon0529.blog.jp/archives/2970535.html
吃音を調べていたら、こんな文書に出くわしました。
表記URLにある要望書です。その記述にビックリ。
吃音団体がJDDネットに加盟するのに反対の意見書のようです。
加盟問題は部外者が口をはさむことではないのですが、論拠として前段に、「発達障害は内的・心理的問題が内在している」と書いています。
言語聴覚士は自閉症の人にもたくさん関わっているのに、こういう間違った認識にビックリ。
吃音は発達障害とは違うということを言いたかったのだと思いますが、だからと言って、発達障害を心理的問題のある人と言ってしまっては、差別になってしまう。もっと、勉強をしてほしい。
返信する
タイトル : Re: この言語聴覚士さんの理解おかしい
記事No : 3040
投稿日 : 2017/09/04(Mon) 12:15
投稿者 : ケロロ
"言語聴覚士"がこのような質問を当事者団体にしてしまうんですね。
『自閉症スペクトラム障害、注意欠陥多動性障害、学習障害で見られるような内的・心理的問題が存在している』
発達障害のある子ども、大人は内的・心理的問題を持った人なんだ・・・。でもって吃音のある人が内的・心理的問題を持った人思われるのが嫌。発達障害だと思われたら困るってことなんだ・・・。ヒドイ差別ですね。
JDDネットには日本言語聴覚士協会が加盟していますし、言語聴覚士は発達障害のある人にも関わっている人もいます。(というか発達障害を持った当事者言語聴覚士もいたような)でも一方でこのような質問をする言語聴覚士もいるんですね。悲しいです。日本言語聴覚士協会はこの事ご存知なんでしょうかね。
> 吃音を調べていたら、こんな文書に出くわしました。
> 表記URLにある要望書です。その記述にビックリ。
> 吃音団体がJDDネットに加盟するのに反対の意見書のようです。
> 加盟問題は部外者が口をはさむことではないのですが、論拠として前段に、「発達障害は内的・心理的問題が内在している」と書いています。
> 言語聴覚士は自閉症の人にもたくさん関わっているのに、こういう間違った認識にビックリ。
> 吃音は発達障害とは違うということを言いたかったのだと思いますが、だからと言って、発達障害を心理的問題のある人と言ってしまっては、差別になってしまう。もっと、勉強をしてほしい。
返信する
タイトル : Re: この言語聴覚士さんの理解おかしい
記事No : 3043
投稿日 : 2017/09/07(Thu) 01:19
投稿者 : しゅしゅ
こんな凄い差別感のある言語聴覚士さんがいるのですね。
驚きました。
返信する
タイトル : Re^2: この言語聴覚士さんの理解おかしい
記事No : 3044
投稿日 : 2017/09/08(Fri) 15:06
投稿者 : リアル
> こんな凄い差別感のある言語聴覚士さんがいるのですね。
> 驚きました。
資格取得と取得者の人格は違うと思います。当事者のお子さんを持つ親のお話で、相談員(社会福祉士」から「まともでない子供さんですね」と言われてた驚いたという話を聞いたことあります。
資格取得者=人格者ではないと考える方が良いと思います。
タイトル : Re: この言語聴覚士さんの理解おかしい
記事No : 3053
投稿日 : 2017/09/27(Wed) 01:01
投稿者 : みう
> 吃音を調べていたら、こんな文書に出くわしました。
> 表記URLにある要望書です。その記述にビックリ。
> 吃音団体がJDDネットに加盟するのに反対の意見書のようです。
> 加盟問題は部外者が口をはさむことではないのですが、論拠として前段に、「発達障害は内的・心理的問題が内在している」と書いています。
> 言語聴覚士は自閉症の人にもたくさん関わっているのに、こういう間違った認識にビックリ。
> 吃音は発達障害とは違うということを言いたかったのだと思いますが、だからと言って、発達障害を心理的問題のある人と言ってしまっては、差別になってしまう。もっと、勉強をしてほしい。
言友会さんは4月2日の啓発デイにも参加していましたよね?本当にけしからんです。吃音の方が障害が軽いってことですかね!!吃音の人がよくわからなくなってきました。発達の人には内部問題があって吃音に内部問題がないなんて言語聴覚士がよく言えるなと。クヤシイです。
タイトル : Re^2: この言語聴覚士さんの理解おかしい
記事No : 3054
投稿日 : 2017/09/28(Thu) 17:28
投稿者 : 会員です
> > 吃音を調べていたら、こんな文書に出くわしました。
> > 表記URLにある要望書です。その記述にビックリ。
> > 吃音団体がJDDネットに加盟するのに反対の意見書のようです。
> > 加盟問題は部外者が口をはさむことではないのですが、論拠として前段に、「発達障害は内的・心理的問題が内在している」と書いています。
> > 言語聴覚士は自閉症の人にもたくさん関わっているのに、こういう間違った認識にビックリ。
> > 吃音は発達障害とは違うということを言いたかったのだと思いますが、だからと言って、発達障害を心理的問題のある人と言ってしまっては、差別になってしまう。もっと、勉強をしてほしい。
>
> 言友会さんは4月2日の啓発デイにも参加していましたよね?本当にけしからんです。吃音の方が障害が軽いってことですかね!!吃音の人がよくわからなくなってきました。発達の人には内部問題があって吃音に内部問題がないなんて言語聴覚士がよく言えるなと。クヤシイです。
ある地域の自閉症協会の会員です。
今回の件、なんらかのアクションを日本自閉症協会はしないのでしょうか?
抗議声明が必要ですし。言語聴覚士から発言の撤回と謝罪がほしいなど。
JDDネットには上に書いてあるように言語聴覚士協会も参加しています。
他団体の方々も今回の文書を読んでとても苦しんでいるでしょう。悲しんでいるでしょう。
また、今回の件、言友会さんが苦しんでいる、内部で平然と差別が行われている、
対応に苦慮しているようなら。
発達障害と人権について考える合同勉強会など合同のイベントを開催してお互いに理解しあう
ということはできないでしょうか?言友会さんにも理解ある人がいると思います。
少なくとも4月2日の啓発デイに参加している方ならそうだと思います。
今回の件、とても残念です。私も家族が「内的心理的問題を持った人」と言われてとても傷つき、悲しく思っています。しかし、これはお互いの距離を縮め
お互いを理解し、困っている人どうしでつながれる機会になるかもしれません。
日本自閉症協会本部でなんらかの上に書いたようにアクションを起こしてくださることを心よりお願い申し上げます。
タイトル : Re: この言語聴覚士さんの理解おかしい
記事No : 3056
投稿日 : 2017/09/30(Sat) 22:06
投稿者 : ケロロ
参照先 : http://ykitsuon.blogspot.jp/2017/09/blog-post_81.html
> 吃音を調べていたら、こんな文書に出くわしました。
> 表記URLにある要望書です。その記述にビックリ。
> 吃音団体がJDDネットに加盟するのに反対の意見書のようです。
> 加盟問題は部外者が口をはさむことではないのですが、論拠として前段に、「発達障害は内的・心理的問題が内在している」と書いています。
> 言語聴覚士は自閉症の人にもたくさん関わっているのに、こういう間違った認識にビックリ。
> 吃音は発達障害とは違うということを言いたかったのだと思いますが、だからと言って、発達障害を心理的問題のある人と言ってしまっては、差別になってしまう。もっと、勉強をしてほしい。
この言語聴覚士さん。新しいブログを作成したようです。
そのブログでも相変わらず、同じ質問内容を掲載しています。
今度はさらに”いわゆる発達障害にとっても不利益です”という主張を持ち出してきました。
そこまでいうなら、言友会という団体をこえて、他の発達障害団体とも情報交換すればいいのになと感じます。
吃音の人にも色々な人がいるでしょう。それと同じです。私たちにも色々な人がいます。
No.3054さんが書いているように言友会さんは困っているのではないかと思います。
この言語聴覚士には抗議声明をしつつ、言友会さんと勉強会などしてみたらどうかなと思います。
日本自閉症協会としても正式に行動したほうがいいのではないでしょうか?
言語聴覚士が作成している新しいブログから引用
吃音は、「発話の非流暢性の障害」です。つまり、スムーズに話せない。吃音が、このような外的に現われる症状が中核の障害である一方で、自閉症スペクトラム、注意欠陥多動性障害、学習障害など「いわゆる発達障害」では、「強いこだわり」、「感覚が異常に過敏(鈍感)」、「落ち着きがない」、「集中力がない」、「読み書きが苦手」などの内的・心理的な面に特徴があります。これらを一緒くたにしてしまうことは、「正しい理解」を得るためには必ずしも好ましいとは思えません。また、「適切な支援」にも結びつかないでしょう。
例えば、「強いこだわり」があったり、「感覚が異常に過敏(鈍感)」だから吃るのだとか、「落ち着きがない」から、あるいは「集中力がない」から吃ると誤解される可能性もあるかも知れません。これは、吃音にとっても「いわゆる発達障害」にとっても不利益です。
発達障害の概念は未だ十分にエビデンスで裏付けられたものではなく、ハッキリとした定義はありません。そのため、「発達途上で生じるトラブル」という意味での「広義の発達障害」(この定義ならば発達性吃音も入る余地があります)と、「いわゆる発達障害」と同義となる「狭義の発達障害」の区別は、少なくとも一般社会においては未だゴチャゴチャになっているのが現状です。そのため、「吃音は発達障害」という方向で啓発を進めることには、あらぬ誤解を受けるというリスクがあることが否めないと思うのです。
そのような懸念を払拭するためには、言友会として吃音をどう定義するのかをハッキリと打ち出す必要があると考え、もっと話し合うべきだと主張しました。
2.自由な発言ができなくなる。
吃音をどう定義するかを曖昧にしたままで、発達障害のある人の支援団体であるJDDネットに加盟してしまえば、「吃音は発達障害である」という定義を言友会が無条件に受け入れているという支持表明になりかねません。
これは、言友会は「吃音は発達障害」と考えており、それ以外の可能性(身体障害や障害ではないという捉え方)は団体として否定しているという誤解を招くことにもつながるかも知れません。そうすると、会員が自分自身の「吃音観」を持つことが難しくなってしまうのではないかという懸念を感じました。
吃音をどのように捉えるかは、個々人の自由だと思います。少なくとも、誰かに強制されることがあってはならないでしょう。「吃音とは何か」という探求は、吃音のある人のセルフヘルプの根幹に関わると思います。これは、行政的にとか、医学的にどうかとは関係のない話であり、率直に言えば「答のない問い」だと言えるでしょう。だからこそ、吃音と向き合う際に必要なのです。
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タイトル : Re^2: この言語聴覚士さんの理解おかしい
記事No : 3057
投稿日 : 2017/10/01(Sun) 19:35
投稿者 : ユウ
このブログは酷いですね。激怒です。
私自身もこの言語聴覚士からみれば内的心理的問題もった人なんでし
ょうね。吃音の人たちはこういう差別もった人多くないですか?
私も自閉症協会が「行動」してくれることを期待します。言語聴覚士
宛に抗議、謝罪と撤回も。
吃音の団体とは絶交してほしいです!
> > 吃音を調べていたら、こんな文書に出くわしました。
> > 表記URLにある要望書です。その記述にビックリ。
> > 吃音団体がJDDネットに加盟するのに反対の意見書のようで
す。
> > 加盟問題は部外者が口をはさむことではないのですが、論
拠として前段に、「発達障害は内的・心理的問題が内在している」と書
いています。
> > 言語聴覚士は自閉症の人にもたくさん関わっているのに、
こういう間違った認識にビックリ。
> > 吃音は発達障害とは違うということを言いたかったのだと
思いますが、だからと言って、発達障害を心理的問題のある人と言って
しまっては、差別になってしまう。もっと、勉強をしてほしい。
>
> この言語聴覚士さん。新しいブログを作成したようです。
> そのブログでも相変わらず、同じ質問内容を掲載しています。
> 今度はさらに”いわゆる発達障害にとっても不利益です”という
主張を持ち出してきました。
> そこまでいうなら、言友会という団体をこえて、他の発達障害団
体とも情報交換すればいいのになと感じます。
> 吃音の人にも色々な人がいるでしょう。それと同じです。私たち
にも色々な人がいます。
> No.3054さんが書いているように言友会さんは困っているのでは
ないかと思います。
> この言語聴覚士には抗議声明をしつつ、言友会さんと勉強会など
してみたらどうかなと思います。
> 日本自閉症協会としても正式に行動したほうがいいのではないで
しょうか?
>
>
>
>
>
> 言語聴覚士が作成している新しいブログから引用
>
>
> 吃音は、「発話の非流暢性の障害」です。つまり、スムーズに話
せない。吃音が、このような外的に現われる症状が中核の障害である一
方で、自閉症スペクトラム、注意欠陥多動性障害、学習障害など「いわ
ゆる発達障害」では、「強いこだわり」、「感覚が異常に過敏(鈍感)
」、「落ち着きがない」、「集中力がない」、「読み書きが苦手」など
の内的・心理的な面に特徴があります。これらを一緒くたにしてしまう
ことは、「正しい理解」を得るためには必ずしも好ましいとは思えませ
ん。また、「適切な支援」にも結びつかないでしょう。
>
> 例えば、「強いこだわり」があったり、「感覚が異常に過敏(
鈍感)」だから吃るのだとか、「落ち着きがない」から、あるいは「集
中力がない」から吃ると誤解される可能性もあるかも知れません。これ
は、吃音にとっても「いわゆる発達障害」にとっても不利益です。
>
> 発達障害の概念は未だ十分にエビデンスで裏付けられたもので
はなく、ハッキリとした定義はありません。そのため、「発達途上で生
じるトラブル」という意味での「広義の発達障害」(この定義ならば発
達性吃音も入る余地があります)と、「いわゆる発達障害」と同義とな
る「狭義の発達障害」の区別は、少なくとも一般社会においては未だゴ
チャゴチャになっているのが現状です。そのため、「吃音は発達障害」
という方向で啓発を進めることには、あらぬ誤解を受けるというリスク
があることが否めないと思うのです。
>
> そのような懸念を払拭するためには、言友会として吃音をどう
定義するのかをハッキリと打ち出す必要があると考え、もっと話し合う
べきだと主張しました。
> 2.自由な発言ができなくなる。
>
> 吃音をどう定義するかを曖昧にしたままで、発達障害のある人
の支援団体であるJDDネットに加盟してしまえば、「吃音は発達障害
である」という定義を言友会が無条件に受け入れているという支持表明
になりかねません。
>
> これは、言友会は「吃音は発達障害」と考えており、それ以
外の可能性(身体障害や障害ではないという捉え方)は団体として否定
しているという誤解を招くことにもつながるかも知れません。そうする
と、会員が自分自身の「吃音観」を持つことが難しくなってしまうので
はないかという懸念を感じました。
>
> 吃音をどのように捉えるかは、個々人の自由だと思います。少
なくとも、誰かに強制されることがあってはならないでしょう。「吃音
とは何か」という探求は、吃音のある人のセルフヘルプの根幹に関わる
と思います。これは、行政的にとか、医学的にどうかとは関係のない話
であり、率直に言えば「答のない問い」だと言えるでしょう。だからこ
そ、吃音と向き合う際に必要なのです。
返信する
タイトル : Re^3: この言語聴覚士さんの理解おかしい
記事No : 3059
投稿日 : 2017/10/02(Mon) 14:02
投稿者 : 匿
> このブログは酷いですね。激怒です。
> 私自身もこの言語聴覚士からみれば内的心理的問題もった人なんでし
> ょうね。吃音の人たちはこういう差別もった人多くないですか?
> 私も自閉症協会が「行動」してくれることを期待します。言語聴覚士
> 宛に抗議、謝罪と撤回も。
> 吃音の団体とは絶交してほしいです!
ユウさん
僕もこの言語聴覚士は憎いです。
怒りがおさまりません。
でも吃音の団体と絶交はダメだと思います。
この言語聴覚士はどうしようもない人間なんだと思いますよ。でも吃音の人全てが差別大好き人間ではないと
思います。だからそういう意味でも協会には
吃音の団体に声明は出してほしいと思います。
タイトル : この言語聴覚士さん NHK厚生文化事業団に表彰されていますよ怒!!Re: この言語聴覚士さんの理解おかしい
記事No : 3222
投稿日 : 2017/11/30(Thu) 18:10
投稿者 : 会員
参照先 : http://www.npwo.or.jp/info/6503
みなさんご存知なんでしょうか。
>NHK厚生文化事業団の障害福祉賞発表のページです。
>第52回「NHK障害福祉賞」の入選作品が決まりました!
詳細はURLをご覧いただければと思います。
発達障害のある人は内的・心理的問題が存在しているという発言をした人がまさかNHK厚生文化事業団で表彰されていると知りビックリしました。
今年の4月8日に全社協・灘尾ホールで自閉症啓発のイベントがありました。
来年の同イベント。そこに、その差別発言をした言語聴覚士を呼ぶということなんでしょうか?
素晴らしい!と褒め称えるのでしょうか?
自閉症協会としても、関係各所に抗議声明を出すべきだと思います。
今からでも遅くないと思います。声をあげるべきだと思います。
NHK厚生文化事業団がそんな人を選出したなんて大変なショックです。
NHK厚生文化事業団が差別を認めるということにもなります。
NHK厚生文化事業団とその審査員メンバーはこの言語聴覚士の差別発言を
知らなかったのでしょうか。これは本当にオカシイことだと思います。
もしもNHK厚生文化事業団も審査員も事実を知らなかったのであれば
その決定を取り消すべきだと思います。間違いだったと正直に説明すれば世間も認めるはずです。
本当に吃音のある人の差別主義には辟易します。
精神や発達のある人に人権は無いと思っているんでしょうね。
吃音のある人はなんでこんな悲しいことを平気でするんでしょうか?
吃音のある人はそんなに優れているのでしょうか?
本当に気分が悪いです。あと怒っています!!!
タイトル : Re: この言語聴覚士さんの理解おかしい
記事No : 3281
投稿日 : 2018/01/15(Mon) 07:49
投稿者 : 関西在住
昨日勉強会にてこの事件のことを知りました。
本当に許せない内容だと思います。ありえないことです。
この言語聴覚士は差別発言を明記したブログをなかったことにして今も活動しているそうです。
まずこの言語聴覚士には病院で働くなどはしないでほしい。
医療従事者として活躍してほしくないです。引退してほしいのが正直な気持ちです。
そんな考えを持っている人に病院でお世話になるかもしれないと考えるだけでも気持ちが良いものはありません。
吃音のある人のほうが発達障害のある人より優れているという思想。
その言語聴覚士いわく吃音のある人が発達障害(その言語聴覚士によると自閉、ADHD、LDを念頭に置く?)
のある人に存在する内的心理的問題を持っている、吃音のある人も発達障害があると思われたら困る。
いったい何を言っているんだという理解できない内容です。
そもそも内的心理的問題などという言葉はどのような専門書にも掲載されていません。この言語聴覚士独特の造語だと思いますが発達障害のある人は内的心理的問題を抱えた人という考えが吃音のある人の世界で広まっているのか心配です。
精神障害や精神疾患、発達障害のある人を、精神障害者保健福祉手帳の利用者を差別する思想です。
もっとこの情報を事件を広めて学ぶべきです。語り継ぐべきです。吃音の当事者や団体との人権について学ぶ場所を定期的に開催することも必要なことだと感じました。吃音のある人の中にも発達障害と吃音を両方持った人もいるそうですから吃音のある人全員が全員差別の心を持っているわけではなさそうです。
記事No : 3320
投稿日 : 2018/02/27(Tue) 13:06
投稿者 : みきまる
参照先 : http://www.worldautismawarenessday.jp/htdocs/index.php?action=pages_view_main&page_id=166
2018年の世界自閉症啓発デーシンポジウムで今年は
NHK厚生文化事業団さんの障害福祉賞関連のプログラムはないようです。
もしもこのシンポジウムに例の言語聴覚士が呼ばれるようであればと心配していたところです。
NHKにもNHK厚生文化事業団にも抗議がいっているのかもしれません。私は抗議のメールを送信しておきました。
> みなさんご存知なんでしょうか。
> >NHK厚生文化事業団の障害福祉賞発表のページです。
> >第52回「NHK障害福祉賞」の入選作品が決まりました!
> 詳細はURLをご覧いただければと思います。
>
> 発達障害のある人は内的・心理的問題が存在しているという発言をした人がまさかNHK厚生文化事業団で表彰されていると知りビックリしました。
> 今年の4月8日に全社協・灘尾ホールで自閉症啓発のイベントがありました。
> 来年の同イベント。そこに、その差別発言をした言語聴覚士を呼ぶということなんでしょうか?
> 素晴らしい!と褒め称えるのでしょうか?
> 自閉症協会としても、関係各所に抗議声明を出すべきだと思います。
> 今からでも遅くないと思います。声をあげるべきだと思います。
> NHK厚生文化事業団がそんな人を選出したなんて大変なショックです。
> NHK厚生文化事業団が差別を認めるということにもなります。
> NHK厚生文化事業団とその審査員メンバーはこの言語聴覚士の差別発言を
> 知らなかったのでしょうか。これは本当にオカシイことだと思います。
> もしもNHK厚生文化事業団も審査員も事実を知らなかったのであれば
> その決定を取り消すべきだと思います。間違いだったと正直に説明すれば世間も認めるはずです。
> 本当に吃音のある人の差別主義には辟易します。
> 精神や発達のある人に人権は無いと思っているんでしょうね。
> 吃音のある人はなんでこんな悲しいことを平気でするんでしょうか?
> 吃音のある人はそんなに優れているのでしょうか?
> 本当に気分が悪いです。あと怒っています!!!
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