吃音者の当事者団体に公開要望書を送付したと情報をブログ上に自己開示しました。
公開要望書では全国言友会連絡協議会という団体がJDDネット(日本発達障害ネットワークhttps://jddnet.jp/)という団体に加盟するかどうかについて横井秀明言語聴覚士が自らインターネット上に公開要望書を公開した上で相手方にせまるという方法です。
以下、その際の内容を保存しておきましたのでみなさまご確認ください。
上から時系列で上中下という記事になっています。
7月時点で公開要望書を送付したというブログの文章はこのようになっていました。
しかし2017年9月中旬以降、ブログの内容が変化しています。
そちらもご覧ください。
内容が変化してしまった文章はコチラ
http://yokoihideaki.blogspot.jp/2017/09/9web.html
2017/7/18 ⾔友会歴20年の僕がJDDネット加盟の問題点を語るよ(上) : 吃⾳のある⾔語聴覚⼠ヨコイヒデアキのブログ http://kitsuon0529.blog.jp/archives/2892332.html
こんにちは。ヨコイです。
吃⾳のある⼈のセルフヘルプグループとして⽇本最⼤かつ最古の歴史を持つ「⾔友会」が、
JDDネットに加⼊することを検討しています。
今年11⽉の総会で、加盟の是⾮を発議する予定だそうです。
JDDネットって何︖
正式名称は「⽇本発達障害者ネットワーク」。
発達障害のある⼈の⽀援者や当事者のグループから構成されています。
⽇本発達障害ネットワークは、発達障害のある⽅々が社会⽣活を送る上で様々な困難を来すことがないよう、あるいは困難に直⾯した際に⽀援をするために活動しています。現在、当事者団体、職能団体、関連学会・研究会を中⼼に18の正会員団体と、当事者団体を中⼼とした43のエリア会員団体を有しており、単純に加盟団体の会員数を加えると15万名に達しています。
出典︓https://jddnet.jp/about-jddnet/
15万名…。
かなり⼤きな団体であることは間違いなさそうですね。
ただ、加盟団体の⼀覧に「⽇本⾔語聴覚⼠協会」の名前もあったりします。僕も正会員なので、この「15万⼈」の中に⼊れられているのかな︖
なぜ発達障害の⽀援団体に⼊るの︖
なぜ吃⾳のある⼈のセルフヘルプグループである⾔友会が、発達障害のある⼈の⽀援団体に
⼊ろうとしているのでしょうか︖
それは、「発達障害者⽀援法」という法律と、これに関する通知を解釈すると、吃⾳も対象
に⼊ると考えられるからです。
発達障害者⽀援法
第⼆条 この法律において「発達障害」とは、⾃閉症、アスペルガー症候群その他の広汎
性発達障害、学習障害、注意⽋陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその
症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるものをいう。
この条⽂を素直に読むと「⾃閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障
害、注意⽋陥多動性障害」など、「いわゆる発達障害」を持っている⼈を対象としているという感じですね。
しかし、後に「その他これに類する脳機能の障害」とあります。
ざっくりしすぎてんだろ。
そう思われた⼈は僕だけではないと思います。
きっちり決めないと現場が混乱する。
僕⾃⾝も、かつて役所みたいなところで働いていたので分かるのですが、公務員は基本的に法律に書いてある通りにしか動けません。
まあ、そりゃそうなんですが。
しかし、法律上に全て事細かに「ああせいこうせい」と書くわけにはいきませんよね。
だから、発達障害者⽀援法を運⽤する際、現場が混乱しないように「通知」を出しました。
17⽂科初第16号厚⽣労働省発障第0401008号
(「第2 法の概要(1)定義について」より抜粋)
これらの規定により想定される、法の対象となる障害は、脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもののうち、ICD-10(疾病及び関連保健問題の国際統計分類)における「⼼理的発達の障害(F80-F89)」及び「⼩児<児童>期及び⻘年期に通常
発症する⾏動及び情緒の障害(F90-F98)」に含まれる障害であること。
要するに、「ICD-10のココからココまでを対象とするよ」と⾔っているわけです。
ICD-10を出しているWHO(世界保健機関)に丸投げしたわけですね。
ICD-10を⾒てみよう︕
それでは、「⼩児<児童>期及び⻘年期に通常発症する⾏動及び情緒の障害(F90-F98)」を
⾒てみましょう。
F98 ⼩児<児童>期及び⻘年期に通常発症するその他の⾏動及び情緒の障害
F98.0 ⾮器質性遺尿(症)
F98.1 ⾮器質性遺糞(症)
F98.2 乳幼児期及び⼩児<児童>期の哺育障害
F98.3 乳幼児期及び⼩児<児童>期の異⾷(症)
F98.4 常同性運動障害
F98.5 吃⾳症
F98.6 早⼝<乱雑>⾔語症
F98.8 ⼩児<児童>期及び⻘年期に通常発症するその他の明⽰された⾏動及び情緒の障害
F98.9 ⼩児<児童>期及び⻘年期に通常発症する詳細不明の⾏動及び情緒の障害
出典︓http://www.dis.h.u-tokyo.ac.jp/byomei/icd10/F00-F99.html
⾒っけ。
興味のある⽅はリンクからたどって⾒て欲しいのですが、ICD-10はものすごく分厚いです。
その⽚隅の⽚隅に吃⾳が「ちょこん」と鎮座している。
Amazonでも買えます。
しかも、吃⾳の後に控えている3つの内2つが
F98.8 ⼩児<児童>期及び⻘年期に通常発症するその他の明⽰された⾏動及び情緒の障
F98.9 ⼩児<児童>期及び⻘年期に通常発症する詳細不明の⾏動及び情緒の障害
「その他」な感じが満載なので、吃⾳は「⼩児<児童>期及び⻘年期に通常発症する⾏動及び情緒の障害(F90-F98)」の最後にギリギリで⼊っているように⾒えます。
ちなみに、この分類を包括する上位分類の「第5章 精神及び⾏動の障害 (F00-F99)」の最
後に位置するのはF99は「詳細不明の精神障害」なので、F98が事実上、分類としては最後に位置していると⾔っていいんではないでしょうか。その最後に吃⾳がある。
滑り込みセーフ。
そんな感じでしょうか。
何が問題なのか︖
さて、タイトルで「問題点を語る」としていますが、既にかなり⻑くなってしまいました。
しかも、堅苦しい⽂章が続いたので、ちょっと疲れてしまいましたよね。
少なくとも、僕は疲れて来ました。
と⾔うわけで、上中下の3部構成として、次回以降で具体的な「問題点」について語っていきたいと思います
まあ、それに先⽴って「具体的な⾏動」をしないといけないんだけどね。
それでは、今⽇はこのあたりで。
横井秀明(⾔語聴覚⼠)
2017/7/22 ⾔友会歴20年の僕がJDDネット加盟の問題点を語るよ(中) : 吃⾳のある⾔語聴覚⼠ヨコイヒデアキのブログ http://kitsuon0529.blog.jp/archives/2970535.html
こんにちは。ヨコイです。
前回、こんな感じで宣⾔していたので
地元⾔友会での全⾔連のJDDネット加盟に関する例会に参
加。出席者が5〜6名ってあたりで関⼼度に察し。この現状を
ぶった斬って総会で加盟発議となると、可決されても否決され
てものちに禍根を残しそう。例会を担当した運営委員さんから
「ぜひ意⾒表明を」と⾔われたので、何か⽂書を出そうかな。
2017年Jul9⽇ 23:57 ヨコイ@吃⾳のある⾔語聴覚⼠
@yokoy0529
きのう「全⾔連のJDDネット加盟について慎重な審議を求める要望書」を提出しました。
どんな内容なの︖
出来るだけコンパクトにまとめたので、今回は前半部分について解説していきます。
平素より⾔友会のためにご尽⼒くださり、⼼より感謝申し上げます。 今回、今年度の総会で⽇本発達障害者ネットワーク(JDDネット)への加盟を発議することについて慎重な審議をお願いするための要望を以下の通り表明いたします。よろしくご査収ください。
まずは挨拶と趣旨の説明。
念のためですが 、この⽂書は「JDDネット加盟の発議に反対する」ではなくて「慎重な審議をお願いする」ための意⾒表明ですよ。誤解のないように。
続いて本題。
1.吃⾳をどう捉えるのか、⾒解を⽰して下さい。
発達障害と⾔った場合、⼀般的には⾃閉症スペクトラム障害、注意⽋陥多動性障害、学習障害と捉えられています。そのため、吃⾳に⾒られる⾮流暢な発話の背景には⾃閉症スペクトラム障害、注意⽋陥多動性障害、学習障害で⾒られるような内的・⼼理的問題が存在して
いると⾔う誤解を招き、吃⾳に関する啓発を推進するための妨げとなる可能性があります。
そのため、JDDネットに加盟することで、全⾔連が今後は「吃⾳は発達障害である」と⾔う⽴場を明確にし、それ以外の可能性を実質的に否定するならば、全⾔連として吃⾳をどのように定義するかについて⾒解を⽰した上で検討を進めて下さい。
この項⽬では、2つの懸念が反映されています。
啓発推進にとってマイナス。
⼀般的に、「発達障害」と⾔った場合、「⾃閉症スペクトラム障害、注意⽋陥多動性障害、学習障害」が思い浮かぶのではないかと思います。
私『吃⾳が発達障害に含まれたみたいです…。チックやてんかんもらしいですが…。詳しくは分かりませんが…。』知⼈(特別⽀援学級に縁がある⽅)『えっ︖じゃ、吃⾳があったらウイスクの検査するの︖』私『…。ん〜、…分かりません。医者の診断受けたわけじゃないし…。』説明できない。2017年Jul19⽇ 23:06 kittuoh@fly1fly2
この通り、専⾨知識のある(っぽい)⼈においても同様なようです。ちなみに、ウィスク(WISC)とは、⼦どもの向け(〜16歳)の検査で、インテーク⾯談やスクリーニング検査で知的障害や発達障害の「疑いあり」という印象が得られた場合に発達の凸凹をチェックするために主に⾔語聴覚⼠や臨床⼼理⼠によって実施されます。「吃⾳は発達障害」という認識が⼀般化するか、あるいは全⾔連がその⽴場から啓発活動を展開したら、どうしても受け取り⼿には「吃⾳が発達障害ってことは、⾃閉症スペクトラム障害や注意⽋陥多動性障害で⾒られるような特徴が、吃⾳のある⼈にも⾒られるのですか︖」という疑問が⽣まれるでしょう(「⾃閉症スペクトラム障害」や「注意⽋陥多動性障害」という専⾨⽤語は出てこないでしょうが)。そうすると、連発・伸発・難発など吃⾳の⾔語症状(中核症状)や⼯夫(随伴運動、⾔い換えなど吃⾳を隠そうとする⾏為)・回避(話す場⾯そのものを避けようとする⾏為)が、「⾃閉症スペクトラム障害、注意⽋陥多動性障害、学習障害で⾒られるような内的・⼼理的問題」に起因するものだという誤解を⽣む可能性があります。単純化した話はあまりしたくないのですが、⾃閉症スペクトラム障害や注意⽋陥多動性障害で⾒られる内的・⼼理的問題とは、例えば以下のとおりです。⾃閉症スペクトラム障害対⼈関係・社会性やコミュニケーション能⼒に障害があり、物事に強いこだわりがあります。また感覚が異常に過敏(または鈍感)であったり、柔軟に思考することや変化に対処するのが難しいこともあります。出典︓https://h-navi.jp/column/article/134 *太字・下線は筆者による注意⽋陥多動性障害「不注意・多動性・衝動性」といわれる、「落ち着きがない」「集中⼒がない」などは誰にでもある⾏動のようにも⾒えますが、ADHDの場合には社会的な活動や学業、⽇常に⽀障をきたすほどの症状が⾒られます。出典︓https://h-navi.jp/column/article/134 *太字・下線は筆者による。「強いこだわり」があったり、「感覚が異常に過敏(鈍感)」だから吃るのでしょうか︖「落ち着きがない」から、あるいは「集中⼒がない」から吃るのでしょうか︖
違います。
これらは、「緊張しているから吃る」、「早⼝だから吃る」と同レベルの誤解ですね。
「そうではない」ことは⾃明ですが、「そうではない」ことを簡潔に説明するのは、少なくとも専⾨職ではない⾔友会の会員にとって困難であることは間違いありません。
これでは、これまで地道に積み重ねてきた啓発の成果が毀損されるだけでなく、新たな活動の差し障りにもなりかねません。
2.⾃由な発⾔ができなくなる。
発達障害のある⼈の⽀援団体であるJDDネットに加盟すると⾔うことは、「吃⾳は発達障害である」という定義に対する全⾔連の⽀持表明に他なりません。
全⾔連の位置づけについては、全⾔連が会員に対して実施した「吃⾳と発達障害」のアンケートの結果に対する⾒解の中でこのように触れられています。
全⾔連は、連絡機関として各地⾔友会共通の課題に対応すること、 全国の会員以外の吃⾳のある⼈達への働き掛け、そして吃⾳のある⼈たちの⽣きやすい社会的な環境を作ることが役割であると考えます。
「連絡機関」の意味が判然としませんが、図の書き⽅を⾒るあたり、やはり全⾔連が各地⾔友会を代表しているという認識で間違いなさそうです。
そのため、全⾔連がJDDネットに加盟すれば、⾔友会は「吃⾳は発達障害」と考えており、それ以外の可能性(⾝体障害や障害ではないという捉え⽅)は団体として否定していると受け取られかねません。
全⾔連がJDDネットに加盟すれば、組織としての⾒解が確⽴される印象を与えます。
そうすると、会員が個々⼈が⾒解を表明する際の制限となる可能性があるのではないでしょうか。
吃⾳って⾝体障害者にもなるし、発達障害でもあるらしいし、
かといって精神科や⽿⿐科にいったら追い返されるし、なんだ
この障害。
2017年Jul21⽇ 08:30 さっぱん @sappan_
吃⾳をどのように捉えるかは、個々⼈の⾃由だと思います。
少なくとも、誰かに強制されることがあってはならないでしょう。
全⾔連がJDDネットに加盟すれば、「⾔友会=吃⾳を発達障害と考える団体」という認識
が徐々に定着していくと思います。
そうなると、それに違和感を覚える⼈たちは、参加しなくなりますね。
僕は、これを懸念しています。
吃⾳関係の飲み会でよく、各々、⾃分の吃⾳論を展開する流れ
になるんですが、僕は結構好きです「俺はこう思う」「い
や、こうだ」と忌憚のない意⾒を交わすのは、お互いの刺激に
もなるし、論が深まるのでいいと思います
2017年Jul15⽇ 00:24 吃⾳グループ PGL名古屋
@allfree2142
「吃⾳とは何か」という探求は、吃⾳のある⼈のセルフヘルプの根幹に関わると思います。
これは、⾏政的にとか、医学的にどうかとは関係のない話であり、率直に⾔えば「答のない
問い」だと⾔えるでしょう。だからこそ、吃⾳と向き合う際に必要なのです。
やはり、しっかりとした意⾒集約が必要なんではないでしょうか。
その点については、次回の更新で解説していきますね。
それでは、今⽇はこのあたりで。
横井秀明(⾔語聴覚⼠)
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■ツイートを引⽤させていただいた⽅々へお礼申し上げます。
2017/7/25 ⾔友会歴20年の僕がJDDネット加盟の問題点を語るよ(下) : 吃⾳のある⾔語聴覚⼠ヨコイヒデアキのブログ http://kitsuon0529.blog.jp/archives/2989932.html
こんにちは。ヨコイです。
前回、全⾔連の理事会に「全⾔連のJDDネット加盟について慎重な審議を求める要望書」
を提出したことを書きました。
前回、指摘した問題点は2つ。
ざっくりまとめると、こんな感じでした。
・全⾔連が「吃⾳は発達障害」という⽴場を明確にすると、「⾃閉症スペクトラム障害、注意⽋陥・多動性障害」など「いわゆる発達障害」に⾒られる特徴が、吃⾳のある⼈にも⾒られるという誤解が⽣まれ、啓発推進にとってマイナスになるのではないか︖
・ 全⾔連が「吃⾳は発達障害」という⽴場を明確にすると、「吃⾳は障害ではない」、
「吃⾳は⾝体障害だ」など「吃⾳の捉え⽅」についての事実上の⾔論統制となり、⾃由な発⾔ができなくなってしまうのではないか︖
詳しくは、 元記事をご覧ください。
関連記事
「⾔友会歴20年の僕がJDDネット加盟の問題点を語るよ(中)」
これらの懸念に対して、⼝だけではなく具体的な対策を打てなければならないと思います。
さて、今回は要望書の後半部分について解説していきます。
プロセスに正当性はあるのか︖
2.会員の⽣の声を聞いて下さい。
吃⾳と発達障害に関するアンケートの回収率が2割を切っていることを考えると、まだまだ会員の間で関⼼が⾼まっているとは⾔えません。そのため、全⾔連の皆さんが情熱を持ってJDDネットへの加盟を検討していることを、各地の例会に直接出向いて説明していただ
き、その際に会員の⽣の声を直に聞いて下さい。全国を回るには時間と⼿間がかかります
が、そのために地域担当理事の皆様がいらっしゃるのではないでしょうか。⾔友会の⼀⼤転換となる決断に関わることです。まだまだ機運が⼗分ではない現状で拙速に決めるのではなく、意⾒集約を慎重に進め、ご審議いただけますようお願い申し上げます。
全⾔連では、JDDネット加盟を判断する前提として、「吃⾳と発達障害」というアンケートを昨年の6〜8⽉に実施しました。
流れとしては、全⾔連から各地⾔友会の代表者にアンケート⽤紙を送り、各地⾔友会の代表者から会員に郵送するという感じ。
全⾔連→各地⾔友会の代表者→各地⾔友会の会員
多くの⾔友会では⽉1回程度の機関誌を発⾏しているので、それに同封するという場合が多かったと思います。
あるいは、例会で配り、その場で回収するというスタイルのところもあったようです。
そしてその結果は…
回収率15%弱。
⾔友会の会員は全国で800⼈くらいと⾔われていますが、回答したのは116名だけでした。
まだ決断できる時期ではない。
アンケートの結果については全⾔連のホームページに詳しく書いてあるのでそちらをご覧く
ださい。
ざっくり⾔うと、以下のような感じ。
・回答者は⾼齢者が多い。
・回答者の約7割が吃⾳が発達障害者⽀援法の対象であることを知っている。
・回答者の約8割が吃⾳は何らかの障害であると考えている。
・回答者の約8割が障害者⼿帳を必要としないか「分からない」としている。
・「吃⾳は発達障害という位置づけを広める」ことについては「賛成」・「反対」・「分からない」の回答がちょうど3割ずつくらい。
・回答者の約6割が何らかの障害者団体に加盟することに賛成。
ちなみに、「吃⾳が発達障害者⽀援法の対象であるということを受け⼊れられるか」という
項⽬もありましたが、この質問は(内容が曖昧で)「意味が分からない」というのが僕の印象でした(質問紙の信頼性としてどうなんだろう…)。
あ、ちなみに僕はちゃんと回答してますよ。116⼈の中の1⼈です。
これらの結果も参考にはなりますが、あくまでも会員のうち(この問題に関⼼のある)2割弱の意⾒です。
まだ機運が⼗分ではないのではないか︖
⾔友会(全⾔連)がJDDに加盟するの︖って話だが、まぁあれだ、
いくら興味無い・どーでもいいって思っていても無料だったア
ンケートくらい協⼒せーよ︕と。あんなん1分もかからないく
らい簡単な内容だったし、ポストに出すくらい誰でも出来る
べ。「そんなの興味ねーんだよ」と書いて出せばいい。
2017年Jul20⽇ 07:36
かつんこ
@katunko
このアンケートは本当にすぐに書ける内容で、お⼿軽。
それにも関わらず、回答率が15%だったというのは、よっぽど関⼼がない証拠です。
まだ関⼼が⾼まっておらず、⼗分な意⾒集約が出来ていないならば、発議は⾒送ると⾔うのが常識的な判断でしょう。
このまま「これ以上待っても事態が変わらないから発議して決めてしまえ」と考えるなら、それはプロセスに致命的な瑕疵があると⾔わざるを得ません。
率直に⾔えば、意識調査に対する無回答率が8割を超える現時
点でJDDネット加盟の発議をして可決されても重⼤な瑕疵が
あるため無効と考えるのがまともな感覚だと思う。また、仮に
否決になれば提案した執⾏部は何らかの責任を取ることになる
だろうけど、それだけの覚悟が果たしてあるのかな。
twitter.com/5u10guuto/stat…
2017年Jul17⽇ 14:13 ヨコイ@吃⾳のある⾔語聴覚⼠
@yokoy0529
関⼼を⾼めるには、JDDネット加盟を積極推進する全⾔連が、各地⾔友会の例会に出向
き、説明するしかないのではないかと思います。
まこと@吃⾳ @5u10guuto Jul17⽇
JDD。資⾦はどこから出すのかとか、JDDに加⼊してる団体に⼊
ってどうだったかとかを聞くとか。そりゃJDDのことを結局よく
わかっていない⼈からしたら、今の状況を変えるべきだと思って
賛成するでしょ…。なんかね…。
正当なプロセスを経て決着させるならば、関⼼のない⼈8割以
上のアンケート無回答者に関⼼を持ってもらう努⼒が必要でし
ょうね。加盟に関する趣意書とアンケートに対する回答が全⾔
連から出されていますが、あの⻑⼤な⽂章を読む⼈は既に関⼼
のある⼈だけです。
2017年Jul17⽇ 14:05 ヨコイ@吃⾳のある⾔語聴覚⼠
@yokoy0529
いくら⽂書を出しても、「現時点で関⼼のある⼈」しか読みません。
全⾔連の理事には、「地域選出」の⽅々がいます。
ブロックとしては、「北海道・東北」、「関東」、「東海・北陸」、「関⻄」、「中四国」、「九州・沖縄」から各1名ずつ、計6名。
それくらいの重要案件であるという認識が必要であると思います。
それでは、今⽇はこのあたりで。
■ツイートを引⽤させていただいた⽅々へお礼申し上げます。
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